安倍総理の死に接して:反共カルトとは何か?その2 - 新渡戸を知らずに新渡戸を語るなかれ
で、ジャーナリストのスコット・アンダーソンが、日本の統一教会設立会議が山梨の本栖湖で開催されていたと書いている箇所を紹介した。笹川良一は積極的に統一教会を日本に招き入れたのだ。その山梨の会議には
藤吉男(東京都競会長)、
白井為雄(青年講座)、
山下幸弘(天照義団)、
畑時男(庶民の生活を守る会)、
市倉徳三郎(防人)
という戦前からの暴力組織、ヤクザ(アンダーソン曰く)を入れていたのである。アンダーソンが書くようにこれがヤクザの戦後の新たな顔、しのぎとしての目的があったとすれば、現在の統一教会の霊感商法による資金の巻き上げは、日本の暴力装置・ヤクザが当初から組み込まれた当然の結果と言えるのではないか?
本栖湖畔会議
競艇新聞 1967年8月1日
7月15日の夜、16日朝の2回本栖厚生施設水上スポーツセンター会議室に於いて第一回アジア反響連盟結成準備会が行われた。
これが今全アジアに燎原の火の如く燃え広がる「原理運動」の創設者であり、韓国における反共運動の第一人者として知られる文鮮明氏一行を迎え、日本側からは笹川会長をはじめ藤吉男(東京都競会長)、白井為雄(青年講座)、山下幸弘(天照義団)、畑時男(庶民の生活を守る会)、市倉徳三郎(防人)の諸氏が出席して、韓国に於ける反共運動の実態、現状分析、これからの運動方法など、種々意見の交換を行った結果、アジアに於ける自由主義陣営は今後手を握って強力な反共運動を展開せねばならぬ。1970年は日本だけの危機ではにという結論にたっしたものである。
韓国側、文氏から笹川会長のアジア全域における声望からして、運動の中心として活躍されるよう、強い要望が出されたが、今秋、台湾、フィリピン、インドネシアなどの代表を招へい、第二回準備会を開いて決めることになった。」
(各人の背景を調べたい)
藤吉男(東京都競会長)、
白井為雄(青年講座)、
神兵隊事件1933
山下幸弘(天照義団)、
昭和10年機関説排斥運動 美濃部邸を訪ね勧告書を手渡す
畑時男(庶民の生活を守る会)、
市倉徳三郎(防人)