「海人族と神武東征物語」 黛弘道著

関西に居を構えて、神武東征の足跡を辿る旅を何度か実行した。

頭の悪い、意地悪な、上から目線おじさんたちが「神武が本当にいたと思っているのか?」と聞いてくる。

いたに決まっているのではないか。いや誰かがこの地域を統合しようと試みたのだ。また神話学なるまともと学問分野もおじさんたちは知らないのであろう。とはいえ自分の専門分野ではないので探索の道いは険しい。

たどり着いた文献が

「海人族と神武東征物語」 黛弘道著

 

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黛 弘道(まゆずみ ひろみち、1930年4月24日 - 2010年12月17日)は、昭和平成時代の日本歴史学者。専攻は日本古代史。学習院大学名誉教授。

東京大学教授の坂本太郎の弟子。律令国家律令制度の成立史に関する研究で博士号を取得した。

 

100ページ近い論文で数日かけて読んだ記憶があり、再読したいと思って探してら出てきた。この手の本は素人が山ほど書いているので、注意して専門家の本を探す必要がある。読むのは肩が凝るが、トンデモ話にならないことが歴史を知る上で重要だ。