矢内原の委任統治論文

矢内原は2つの、少なくとも2つの委任統治制度に関する論文がある。

ごっちゃになっていたのでメモ。

一つ目が1932年7月『国家学会50周年記念国家学論集』に掲載された「植民政策より見たる委任統治制度」これは戦後昭和23年に発行された『帝国主義研究』に納められている。

 

もう一つが1933年6月「中央公論」に掲載された「南洋委任統治論」でここに蝋山の生命線を持ち出した植民政策は、ひどく批判している。批判されるのは当たり前なのだが。。

 

後者は恩師、新渡戸が亡くなる3ヶ月前の原稿だ。