2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

植民地主義者、帝国主義者の新渡戸と柳田

村井紀著『南島イデオロギーの発生』は柳田批判で話題になった本ではないかと思う。薄っすらとした読書の記憶しかないが共感する部分と、小熊英二の「単一民族の神話」にも通じる左翼的な「匂い」を感じて、柳田に距離を置くきっかけになった。 同志社大学の…

新渡戸に見捨てられ、批判されるファシスト柳田の民俗学

続いて佐谷 眞木人著『民俗学・台湾・国際連盟』から。 柳田を国際連盟に推挙したのが新渡戸である。 柳田は新渡戸の委任統治に対する熱意を理解していた。 柳田の民俗学は新渡戸が示した地方文化研究の根本的学問の方向性を引き継いでいる。 その新渡戸に柳…

柳田を国際連盟委任統治委員に招いた新渡戸

新渡戸が国際連盟の事務次長であった事実を日本人が知らない。米国、ドイツ留学に加え、この留学で米国人のメアリー・エルキントンに見初められ結婚。米国留学中の同窓はあのウィルソン大統領である。 語学が堪能な上に台湾植民の実績もある。台湾からの帰国…

稲村公望氏の新渡戸と柳田に関する誤解

2015年に出版された『民俗学•台湾•国際連盟 ー 柳田國男と新渡戸稲造』佐谷眞木人著を読んでからと思っていたが、本棚にまだ残していた。私は90年代から10年ばかり八重山諸島を中心に「やしの実大学」という事業を地元の有識者達とたち上げ運営してきた。そ…

稲村公望さんと私の関係

稲村公望さんの新渡戸に対する誤解があまりにも酷いので立ち上げたブログですが、最初からアクセル踏みすぎると息が続かなそうなので、ゆるゆるやります。 稲村さんと私の関係ですが、90年代、稲村さんが郵政官僚の時、不正腐敗の温床だった笹川平和財団で、…

新渡戸と柳田の関係

早速だが稲村さんがおもいっきり思い込みで誤解しているのが柳田との関係。論文や本も出ています。 柳田に地方の、すなわち民俗学の道を開いたのは新渡戸なのです。 引用します。 村松玄太、「近代日本における地方の思想に関する一・考察新渡戸稲造と柳田國…