2016-07-14から1日間の記事一覧
新渡戸著『日本-その問題と発展の諸局面』の第三章「新日本の出現」を5回に分けてなぞってきた。天皇制を中心にまとめるはずが、日清、日露、第一次世界大戦の日本の正義について新渡戸がどう言ってるのか関心がある。 一般的に日本に正義は無い事になって…
第一次世界大戦勃発時、日本はヨーロッパの戦争であるとの認識と、三国干渉の恨みが鈍り、ドイツに対する同情さえあった、という。新渡戸の記述で気になる箇所がある。 「またもし軍閥がきままに振る舞うことができたとすれば、日本がかくも速やかに”連合国”…