芥川と新渡戸

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 芥川龍之介は好きな小説家だった。小学生の頃良く読んでいた。

 

彼も新渡戸の生徒だったのだ。

しかも、新渡戸をモデルにした『手巾』という小説を書いている。

青空文庫にあります。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/43_15268.html

 

1916年、芥川が24才の時の作品である。

芥川は東京帝国大学4年生。『鼻』という作品が漱石に認めれた年でもある。

第一次世界大戦中の作品だ。

 

芥川にとっても新渡戸は大きな存在だったのであろう。

二人が実際にどのような会話を交わしたのか。どこかに書かれているかもしれない。

1927年、新渡戸がジュネーブ国際連盟から戻って来た年に芥川は自殺している。